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盲導犬体験記 その1

無頼庵老師である。

11月下旬に東京の一ツ橋講堂で日本ロービジョン学会が開かれてたので、お仕事関連で学会発表と併せて行われた展示会に参加してきた。ロービジョン学会というのは、弱視など見えるけど視力障害があって生活に支障がある人たちをサポートする医師や研究者、企業などの集まりである。

展示会場を出ようと出入り口にむかったところ、ドアの横にワンちゃんがお座りしておるではないか!
目の前にゴールデンと黒のラブと2頭のレトリバーちゃん、ワンコ好きのワシは早速近寄ってなでなで(笑)

ワンちゃん達はベストを着ている。そう、この子たちは盲導犬なのであった。
そこは日本盲導犬協会の神奈川訓練センターが開設しているブースで盲導犬貸与のお知らせに来ているとのこと。お話を聞いて初めて知ったのが、

・盲導犬は貸与されていること(ペットを飼うくらいの費用ですむということ)
・弱視のような視覚障害で全盲ではない人でも盲導犬を使えること
つまり「見える」人でも生活に不自由が認められる人なら盲導犬を貸してもらえることじゃ

こうしたことは多くの方が知らないことだと思う。
詳しくはコチラのWebへ。
公益財団法人 日本盲導犬協会

そこでは盲導犬体験ができるということなので、何でも体験してみたいワシは早速申し込み。
ワシを案内してくれるワンちゃんがこちら。
moudouken

よい子の皆さん、写真をみてお気づきじゃろうか、盲導犬ちゃんのハーネスがU字型ではないのじゃ。今は棒形のものが主流になっておるとのこと。

アイマスクをかけ、トレーナーの方に付き添っていただいて、いよいよ盲導犬体験の開始である。

立ち位置はワンちゃんが少し前を歩く位置、ワンちゃんの脇腹くらいに立つ。ワンちゃんのハーネスを持って手を自然に下ろすとちょうどこの場所に落ち着く。ワンちゃんとの距離は歩いていて足がワンちゃんとちょっと触れるくらい。脇腹の位置で歩くとワンちゃんと触れる距離でも、よほどのガニ股歩き出ないかぎりワンちゃんの足を踏んでしまうことはないそうじゃ。ワシ、ガニ股でなくてよかった(^^;

ポジションの確認などの指導を受けながらいよいよ建物の外へ。

次回に続く!

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