無頼庵老師である。
いよいよ5年に一度の国勢調査が始まったのう。TVや新聞で盛んに宣伝するようにしているように、今年からはネットでの回答がメインになっておる。
実は5年前のときもネットでの調査回答が出来たのであるが、今のように大々的に宣伝しておったわけではない。ワシは原稿を書くついでに、PCからアクセスして調査に回答した。大変使いやすかったぞ。しかも修正しても途中まで記入したページのデータが消えることもなく使い勝手の対策も十分されているようじゃ。その使い心地などは他の方が詳しくレポートしておられると思うので、ワシはひねくれたジジイらしく変わったことをしてみた(笑)
それは調査Web似たURLを打ち込んだらどうなるか?、というテストである(^◇^;)
国勢調査オンライン窓口
http://www.e-kokusei.go.jp
おお go.jp、まさしく日本国政府運営のURLじゃのう。
こういう申し込みURLであると、似たようなドメインもすべて取得して本来のwww.e-kokusei.go.jpに転送するというのがWeb運営のパターンである。
早速試してみることにした。
まずは
http://www.kokusei.go.jp
すると
ERR_NAME_NOT_RESOLVED
というネットワークエラーが出た。
もしかして??と思い次の2つも試してみた。
http://www.e-kokusei.jp
http://www.kokusei.jp
この2つのURLも同じエラーとなる。なぜ本アドレス以外エラーにしてしまうのか?、ワシの乏しい知識で想像するには、詐欺サイトに付け入る隙を与えないためではないかと思う。URL転送を行っていれば、それだけサイト攻撃者に攻撃先を提供するようなものじゃからのう。またアドレスを総務省で抑え出したら、例えばwww.e-kokusei.bizなんてところまで確保しなければならないので、go.jp以外はNG!としたほうがセキュリティ対策としては間違いなく確実となると思う。
実はこの記事を書いている最中に気がついたのじゃが、Googleで「国勢調査 Web」などと検索しても、この窓口【http://www.e-kokusei.go.jp】にたどり着かないのである。しかし国勢調査用紙にはURLを書いてあるしQRコードも書いてある。オンラインから不要なアクセスをさせないための配慮であろう。かなりセキュリティを意識してサイト設計されていることがわかる。
国勢調査は各世帯の住所、氏名、電話番号から職業に至るまで、クレジットカード以外の個人情報の塊となるのでセキュリティ対策は万全でなければならない。前回のネット解禁から今回の全面移行まで、担当者はさぞや苦労をされたことと想像する。
しかし。
ここまでサイトのセキュリティをしっかり対策しておきながら、いま世間で話題になっておるように手渡される封筒に封をしていないってのもおマヌケな話であるがのう(^^;
ただ、もらったIDとパスワードでアクセス出来れば誰かが成り済ましで不正アクセスしておるわけではないので、記入後はパスワードを変えておけば大丈夫であると思う。次回は隅々まで行きとどいた対応をお願いしたいものじゃ。