無頼庵老師である。
ワシの実家に高さ1mくらいの植物が生えていた。
その植物からはブドウのような房で、ブルーベリーのような果実が下がっておった。
こんな植物なのじゃ。
Wikipediaより引用、クリックしてね。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/06/Phytolacca-americana-berries.JPG
これがなんとも美味しそうなのである。
一度食べてみたいと思いつつも、雑草駆除の際には果実ごと始末したのじゃ。
今日なにげなく小学生が「せいかつ」で習う本を読んでいたらその実が紹介されておった。
その名は、ヨウシュヤマゴボウ
見た目はブドウかブルーベリーみたいじゃがゴボウなのね。
ん?ビックリマークがついておるのう、なんだろ?
げ、げげっ!
毒性のある植物なのかっ!
再びネットを検索して調べてみるとけっこうな毒性があり、誤食して2時間ほどで嘔吐や下痢、摂取量が多いと中枢神経麻痺から意識障害がおき、最悪の場合は呼吸障害や心臓麻痺で死んでしまうとある。
特に幼児だと果実数粒で危険な状態になるとのこと。
毒性は、根>茎>実の順なのだそうじゃが、種子は毒性が強く噛み割ったりするとヤラレてしまうらしい。
ちなみに食用の「山ゴボウ」は実はアザミの一種、モリアザミか野菜のゴボウなのでヨウシュヤマゴボウは使っておらぬとのことである。
実は鳥がこの実を食べた跡がなかったので気になって食さなかったのじゃが、食べなくて本当に良かったわい(^^;
<参考>
Wikipedia
ヨウシュヤマゴボウ